理事長のごあいさつ

変化していく医療業界で、時代にマッチしたスタッフが求められています

全国医療福祉教育協会
理事長 小林 幹兒

 時代を反映する医療法の改正により医療業界は大きな変化期にあります。高齢者人口の急増、高額医療用薬品への対応、最先端医療など医療技術の高度化、在宅医療介護の規模拡大による医療と介護との関連を含めた医療事務手続きの煩雑化など。そして何よりも医療分野における人材不足は決定的で、海外からの人材調達も現実化してきています。また、医療法人などが運営する介護施設においても医療保険だけでなく介護保険に関する知識も必要とされるようになってきました。

 特に医療保険は2年ごと、介護保険は3年ごとに見直しが行われており、その都度、医療業界はそうした変化に機敏に対応していかねばなりません。ですから、医療保険行政の変化を正しく理解し、それをきちんと業務に活かせる人材がより多く求められており、これからもますます拡大していくでしょう。

 さらに、最近は患者側の「意識」が高まり、患者側が医師からの詳しいインフォームドコンセント(説明と納得)を求めることも多くなりました。ですが、やはり医師からだけの説明では不足しがちで、事務担当者が丁寧にフォローしなければならない場面も多くなってきています。そうした場面では、接遇マナーがしっかり求められるし、医師から指示され、必要とされるデータに関してもIT化されたカルテなどを使いこなすことが必要となります。また、看護助手のニーズも増加しています。医師からの医療指示を間違いなくしっかり受け取ることはとても重要で、医療が正しく実施されるためにはなくてはならない人材です。

 当会が実施している「実務能力認定試験」は、「計算ができる」というだけの従来型とは違って、医療現場において必要な接遇マナーや、医療で進むIT業務への対応力も含んだものとなっています。このように医療分野で総合的なスキルを証明するものとなっていますので、しっかりとスキルを高めてチャレンジしてくださることを期待します。

小林 幹兒 理事長

Kobayashi Kanji

日本回想療法学会 会長
産業能率大学 非常勤講師
茨城県取手市地域福祉計画策定委員会委員
元北海道胆振地区中核病院地域医療部長
元千葉県松戸市高齢者介護施設施設長

理事のご紹介

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Tomoyoshi Hosokawa

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